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祈りを。

世界の理を捻じ曲げる、

​祈りを。

空から来た、

赤い神様

禁忌を授かって。

遺音レクム 縫合

存在するかもしれない未来。

​以前より無口で、どこか他人のような印象を受ける。

「きみは、そこにいるんだな」

​「私たちは、混ざってしまったね」

遺音レクム 裁断

遺音レクムの成れの果て。

​一人になってしまった、間違えた屍。

「彼は死ねたのか」

「それならば、何故、僕は動いている?」

「……彼だけでも眠れたのなら、    

      良かったのかもしれない」

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